無料ブログはココログ

マイブックマーク

ブクログブログパーツ

  • ブクログブログパーツ
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

2011年11月19日 (土)

境遇

境遇 Book 境遇

著者:湊 かなえ
販売元:双葉社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ドラマ用の書き下ろし作品だったのですね。
読了後に知りました。
それでなんだ・・・と納得させてしまうのも、心残りが
するのだけど、今回の作品は、やや期待してたものよりも
インパクトが私には、弱かった感がありました。

「境遇」は、後々の人生に大きく影響するものです。

施設の暮しを経験していた二人のそれぞれの人生は、
当たり前だけれど、歩む道は大きく異なってきています。
同じ「境遇」だからこそ、分かち合えるものもあるけれど
だからこそ、嫉妬、羨望はないはずもないですよね。

誰が犯人かと言うのは、だんだん見えてきたものの
ラストの思いがけない設定で、「境遇」というテーマを
より印象付けたかなと思いました。

湊さん、「次なる作品でも、また楽しませてください」と
言いたい気持ちが残っているというのが、ホンネ・・・です。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

2011年11月 7日 (月)

マスカレードホテル

マスカレード・ホテル Book マスカレード・ホテル

著者:東野 圭吾
販売元:集英社
発売日:2011/09/09
Amazon.co.jpで詳細を確認する

東野圭吾の「マスカレードホテル」を読み終えたのだけど、
期待以上の内容で、とても惹き付けられました。
一流ホテルが舞台なので、高級感漂う空気に加え、
その静謐な空間でどこで、誰が事件に巻き込まれるか
分からない緊張感が伝わって来て、読んでいる私も、
ハラハラドキドキ、まるで、ホテルのロビーにでも
いるかのように、息をひそめてページをめくりました。

最近の東野作品の中では、一番面白かった!イチオシ。

ドラマ化されてもきっと面白い作品になるのでは?
なんて、ちょっと気が早いけれど、思ってみたりもして
しまうほどに、人物像がどんどん動き出して行きましたね。

まさか、この人が犯人?と思わせる終盤で、ここちよく
裏切ってくれたことも、安堵感につながったし
ラストになって、新田、山岸の人間味があふれてきた点も
読了感の良さを増してくれました。


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

2011年10月28日 (金)

峠うどん物語(下)

峠うどん物語(下) Book 峠うどん物語(下)

著者:重松 清
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

下巻よりもよりいっそう引き込まれたのは、その土地の過去が
語られて始めたことで、パワーアップしたと感じました。

特に印象深かった自らを語ろうとしないおじいちゃんが作り、
心を温めた柿の葉うどんのエピソード。
それにまつわる組合長さんと淑子、大友君が強豪店へ
食べに行くシーン。
そして、おばあちゃんの強豪店に電話したところ、元やくざに
対する思いも、ひるまずに正しいことにはまっすぐな気持ちを
伝える心意気には、圧倒されました。

うどん屋の後に、運悪く出来てしまった斎場から上巻は
始まったので、重々しい気持ちに包まれるように感じた
のだけど、だんだんと読み進めるに連れ、ここにこそある
べきうどん屋になっていたのが不思議です。

うどんの味わいが、そこを訪れる別れの悲しみに寄り添う
気持ちで時間を共有してくれるところになっていたのですよね。

この小説は、必ずやってくる別れをどう受け止めるかを
重い内容でありながらも、じわっとうどんのつゆのような
沁みこみ方で、教えてくれた・・・そんな気がします。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

2011年10月21日 (金)

尾木ママの黙ってられない!

尾木ママの黙ってられない! Book 尾木ママの黙ってられない!

著者:尾木 直樹
販売元:ベストセラーズ
Amazon.co.jpで詳細を確認する


オネエ系言葉で人気の尾木ママこと、尾木直樹さんのこれまでの
ありのままの人生を語った本です。

どんな生い立ちだったのか、経歴を知ることで、よりいっそう人柄
に親しみを感じます。
どんな事態が起ろうとも、正面切って対応する正義感の持ち主
でもあるし、意思を貫く強さあってこそ、優しさも持ち合わせて
いるのが慕われる人間性だろうと思います。

子供自身が自ら答えを出そうとするのを信じることこそ、
上からの制約で括るよりも、大切なこと。
教育の現場では、口にするよりも難しい面も多々あるん
でしょうけどね。

物越しのやわらかさと違った一面も見られるのも
この本の面白さです。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

2011年10月15日 (土)

たった1分で人生が変わる 片づけの習慣

たった1分で人生が変わる 片づけの習慣 Book たった1分で人生が変わる 片づけの習慣

著者:小松 易
販売元:中経出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

大掛かりな片付けはできないけれど、本書のように、まず15分で
できそうな範囲でやってみるのは、私でも出来そうな気にして
くれたのが、この片付け本。

つい最近、衣類の片付けをしたら、次はここも、次はここもと
やりたくなった経験があるので、短時間でも習慣化できれば、
定着できそうなのが分かる気がしますね。
とりあえず、ここへ置いておくというのが、私は多いタイプで
自覚していながら、置くのが習慣化してしまって全く困った
ものです。
一つの例外を作ると、散らかってしまうのは時間の問題
だっていうのも経験済みなのですから。

片付けることで、物一つ一つとしっかり向き合うができれば、
今、自分にとって必要なものは何かを片付けは自然と
教えてくれることで、結局、自分を見つめる機会を
作っていることになるのですね。
片付け習慣化して、ゆとりある気持ちを手に入れたい!

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

峠うどん物語(上)

峠うどん物語(上) Book 峠うどん物語(上)

著者:重松 清
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

タイトルからしても、装丁の文字のインパクトにしても、時代小説っぽい
と感じたのは、重松さんの作品では珍しいのではないでしょうか?

この最新作は、あろうことか葬祭場が側にできてしまった
峠のうどん屋さんが舞台です。
祖父母の営むうどん屋が大好きで、親には反対されながらも、
手伝いに行くのが日課の孫娘よっちゃんは、中学2年生。
もちろん、客層は葬儀に関連する人ばかりなので、
「またのお越しを!」って言えないお店。

でも、人生最期のお見送りした人たちには、そっといろんな
ことを教えてくれる。大人にも、子供にも。
特に、「トクさんの花道」では、涙があふれてしまいました。

下巻を読むまで、ちょっと時間がかかりそうなので
待ち遠しい・・・。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

2011年10月 9日 (日)

藤原正彦の人生案内

藤原正彦の人生案内 藤原正彦の人生案内

著者:藤原 正彦
販売元:中央公論新社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

久しぶりに藤原正彦さんの本を手にしました。
本書は、読売新聞の人生相談コーナーに執筆した回答を書籍化したものです。

この本に巡り会えたことで、これまで生きてきた過去、これからの自分
にも活かせそうだと思いました。
人と違っていても、それでもいいんだ、少数派でも良いんだと認めて
くれることで、悩みから脱出できるきっかけになった人は多いと思います。

数学のようには割り切れない悩みもたくさんあるけれど、スパッと、時には
笑いを交えながら、また、ここぞと言う大事な決断は、厳しくもあるけど
まっすぐな答えを明瞭に伝えてくれるので、読んでいてもスカッとしました。

心のバランスがやや危うい人の言動・私への暴言で、私も、去年は振り回され
そうになったことがあり、イライラ腹立つこともありましたが、本書を読んでいて、自分がこういう嫌な経験をしてみて初めて、人にはこう言う思いをさせる
言葉を口にしてはならないことが、身を持って分かったことは、心の糧に
いつのまにかなっているんだと、気づきました。

その場しのぎではなく、自分の信念を貫く腹構えは必要な時が、これからの
人生、ますます起ってくるでしょう。
ピシッと藤原さんに背をおされた思いで、気が引き締まります。

「人生案内」の表題が、ピッタリ!
決断するのは、自分以外誰でもないのだから。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

2011年10月 5日 (水)

がん患者

鳥越 俊太郎
講談社
発売日:2011-06-29
8月に鳥越さんがTVに出演している元気な姿を拝見し、まさか、4度もの手術をされたとは知りませんでした。

表題のインパクトもあり、また先月伯父をがん手術後に亡くしたこともあり、読む気持ちがなかなか湧いてこなかったのですが、ネッ友さんの感想を拝見していて、ふと読んでみたいという気持ちに。


「取材者・鳥越」が「がん患者・鳥越」を正に客観的に冷静に記録されている記者魂そのものが、貪欲に生きることへつながっている、それも自然体なところが素晴らしい!
私なんて、卵巣がん検査の結果が出るまでの日々だけで、不安が常につきまとい、気持ちは揺らぐばかりだった。(結果は、腫瘍ではなかったのですけどね(^_^;))

著者のようにこれだけのがんに対しての最新の優れた医療を誰もが受けられないことの方が多いのではないだろうか?と言う思いもあるので、がん患者としての経験を語ることで、何か今のがん治療・看護の向上に繋がって繰れたらと切望します。

医療関係者は、毎日何度も経験していることで日常茶飯事であっても、患者ひとりひとりは初めて直面することが多いので、それは戸惑うし、苦しむし、不安は増大していくのが当たり前。
その点をもっとわかりやすく説明してくれたらと書いておられたけれど、私もそう思ったことがこれまでにも沢山あります。

これからも、鳥越さんのタフな試みが出来る限り、長く続いてくれることを願うわずにいられません。

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

2011年9月25日 (日)

すぐそこのたからもの

すぐそこのたからもの Book すぐそこのたからもの

著者:よしもと ばなな
販売元:文化出版局
Amazon.co.jpで詳細を確認する

すっかりご無沙汰していたよしもとさんの著書は、息子チビちゃんとの
日々を語るエッセイ。
司書さんが、「いろんなストレスで、心が疲れてしまった時に
読んでみたら、ふっと気持ちが軽くなって、本ってやっぱり凄いよね!」
と話しかけてくれて、勧めてもらったので、早速手にして見ました。

男の子ならではのハッとする言葉にも、ドキッとさせられるけれど、
読んでいて温かな気持ちになれたのは、間違いない!

特に、帰宅したよしもとさんをホテル風に迎えるチビちゃんは、
微笑ましいやら、笑えるやら。

子育てって、嬉しかったり、悩んだり、切なかったり、笑ったりの
連続なのだな~と。

子供の居ない私でも、ここまで感じ取れるのだから(笑)
子育て真っ只中、これから子育てを始める方、昔を振り返る方、
にも、お勧めです。

そして、自分がどんな風に育ててもらっていたかをたまには
思い出してみるのもいいのでは?

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

2011年9月18日 (日)

アンダルシア

アンダルシア Book アンダルシア

著者:真保 裕一
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

前作2作品、ドラマ、映画も観ていないままで読んだので、
逆に先入観なく楽しめたかも?しれません。
でも、外交官 黒田康作のイメージは、織田裕二で。

舞台となったアンドラ公国は、なんと金沢市とほぼ
同じ面積。
そこで起った殺人事件を軸に、マネーロンダリングが
絡んでいきます。
フランス、スペイン双方のそれぞれの立場と距離を
持ち独自で、洞察力、行動力を駆使して、
真相を突き詰めていく黒田。
終盤にかけて、伏線がつながってはいったけれど、
私には、やや難しかったところも。

スペイン・フランス間の国家の駆け引き、隠そうとする性質も
あらわになり、ヨーロッパの今のあり方への問いの
ようにも思えました。

順番は逆だけど「アマルフィ」を次は読みます!
この舞台は、イタリアなんですね。

«おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2